幼い頃の呪文が解けた魔法の言葉
私は長年、自分は不器用だと思い込んでました。
そのきっかけは、幼い頃に母親から言われた一言。「あなたは不器用ね。」ってたったひと言を何度か言われてるうちに、自分にとって、それが呪文をかけられたように、私は「不器用な人間」だと思い込んでいました。
母親は、ミシンや編み物がとても得意な人で、できない私には憧れでもありました。私もミシンや編み物が得意だったらいいなぁと幼い時は思ってましたが、今は全く思いません(笑)
大人になってからも、自分は『不器用』だと思い込んで日常を過ごしてましたが、心の奥底では、私って意外となんでもできるんじゃない!?って感じることが沸々と湧いていました。
そして、あるきっかけで、その呪文を解くことができたのです。
もともと占いやスピリチュアルが好きな私は、占星術やチャネリングなどでよく言われた言葉が、
「あなた千手観音のような人ね。あなたはとても手が器用なの。1つのことだけじゃなく、さまざまなことをやっていく人ね。
だから、あなたが興味あること、やりたいと直感で思ったことをどんどんやっていきなさい。あなたにはたくさんの手があるから。その手を生かしなさい。
その手を待ってる人がこの世の中にたくさんいるから。」
と言われました。
その『千手観音』と言う4文字の言葉が私の長年の呪文を解いてくれました。言われたその瞬間、自分の中にスッーと入ってきて、フワッと軽くなりました。
今だからわかる!
ヒーリングは父方の遺伝。(祖母の実家が神社)
美容は母方の遺伝。(叔母が美容師)
両方の遺伝を受け継ぎ、その仕事をしてる今、まだまだ習得したい資格があり、まだまだ私には『千手』の手があること。
やれること、やらなきゃいけないことがたくさんこの世の中に埋もれている。
命があり生かされてる今、学び続けなきゃいけないんだ!!
今回、このことを文字にした時、私も母親として、何気なく言った言葉が、子どもたちに呪文かけていたらどうしようって考えるきっかけにもなりました。
親の存在はとてつもなく大きい。だからこそ、子どもをイキイキ心を豊かに育ていかなければ、可能性の幅を狭めてしまうことにも繋がってしまう。
もし、呪文をかけていたとしたら、いくらでも今から魔法の言葉に変えることができるのも母親でもあり、1人の人間でもあること。
人を否定せず、思いやる気持ちを身につけて、たった一言の言葉が、相手をどう左右されるのか改めて考えさせられました。
みなさんも改めて普段、何気なく相手に言ってしまってる言葉を振り返ってみてはいかがでしょうか。